2025年03月17日
弥生会計（デスクトップアプリ）
仕訳の部門を一瞬で置き換える方法
顧問先の会社が期中から部門別損益をとることになったり、組織変更で部門体系が変わったりしたために、それまでに登録した仕訳を修正することになったというご経験はありませんか？
ご承知の通り、登録済みの仕訳を1つずつ修正するのは手間と時間が掛かります。
仕訳数が少ないうちや時間的に余裕があるなら別ですが、そうでないことも多々ありますよね。
でもここで紹介する「仕訳一括置換」の機能を使えば、すぐに新しい部門体系で運用できるようになるんです。ぜひお試しください！
「仕訳一括置換」とは
登録済みの仕訳を変換したい内容に一括で置き換えることができる機能です。複数の仕訳に対して同じ内容の変更をまとめて行えるので作業時間が短縮できます。
仕訳一括置換は、下図のいずれかより行います。
どちらも「置換」を実行する前に、対象となる仕訳を絞り込みます。
帳簿や伝票画面から行う
メニュー［仕訳一括置換］から行う
仕訳一括置換」が効果を発揮する場面と利用の流れ
ここでは部門の一括置換の方法をご紹介します。
入力済み仕訳の部門をまとめて変更しなければならないのは主に次のようなケースではないでしょうか。
- 部門別損益をとることになったので、損益科目に部門を設定する
- 部門体系が変わったので、損益科目の部門を新しい部門に変更する
「仕訳一括置換」機能を使って修正する流れは、次の通りです。
「営業部」が「営業1課」に移管されたことを例に、「営業部」の全仕訳を「営業1課」に置き換えます。
STEP1 部門設定で置換え先の部門を登録する
部門設定画面
STEP2 置換えの対象となる仕訳を検索して絞り込む
仕訳の検索画面
STEP3 仕訳一括置換を行って部門を一括修正する
置換の設定画面
一度に置換できる部門は1つのみです。置換したい部門が複数ある場合は繰り返して実行します。
仕訳一括置換の詳しい操作は、こちらでご確認いただけます。
「仕訳一括置換」機能は、部門のほかに科目や税区分、摘要などの修正にも使えます。
ぜひ作業の時短にご活用ください！
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